2022年3月に日本で初めてNIST sUAV-STM (ドローンの標準性能試験法)の公式認定試験が、DPA認定校(DWS-TS新潟村上)で実施されました。
公式認定試験は、国内唯一のNIST/ASTM STMプロジェクトプロクターである木村哲也氏(国立大学法人 長岡技術科学大学 教授、特定非営利活動法人国際レスキューシステム研究機構 理事)により、2日間に渡りレクチャー及び試験が執り行われました。
その結果、DPA認定校よりテストサイト(試験施設)が3校(DWS-TSいわき、DWS-TS新潟村上、JWEDA戸田校)、アドミニストレタ—(試験官)が9名が、正規認定資格を取得しました。
NIST sUAV-STMは、アメリカでは既に広く採用されているドローン操縦技術の評価方法であり、アメリカでの消防や警察などの公共機関でドローン活用の際に必要となる操縦者の技能評価の基準となりつつあります。
今後、DPAは特定非営利活動法人国際レスキューシステム研究機構 (IRS)のNIST sUAV-STM認定事業をご支援し、日本国内でのこのドローン評価手法を普及させていく予定です。
■NIST/ASTM sUAV-STMって何?
NIST/ASTM※ sUAV-STM※とは、アメリカ国立標準技術研究機関であるNIST(National Institute of Standardsand Technology)が提唱するロボット操縦技能の中のドローン操縦者評価メニューです。
※ ASTMインターナショナル (ASTM International) は、世界最大・民間・非営利の国際標準化・規格設定機関で、工業規格のASTM規格を設定・発行している。
※ STMとはStandard Test Methodと言い、標準試験方法と訳されます
■IRS/ NIST sUAV-STM認定事業