一般社団法人ドローン操縦士協会(DPA)では、特定非営利活動法人国際レスキューシステム研究機構(IRS)のNIST sUAV-STM認定事業を2022年よりご支援し、日本でのドローン操縦技能レベルを測る定量的かつ公平公正な「ものさし」であるドローン操縦技能評価試験法の普及活動を共同で推進しております。
その活動の一環として、2023年5月30日~31日に『第4回NIST sUAV-STM認定講習・試験』
<公式TestSite認定/公式Administrator認定>が、北海道北広島市のDPA認定校
(北日本スカイテック株式会社スカイテックドローンアカデミー北海道校)で実施されました。
IRS公認プロクターである株式会社旭テクノロジー井上貴博氏により2日間に渡りレクチャー及び試験が密度濃い内容で執り行われました。 同時に、国内NIST/ASTM STM普及推進の第一人者である木村哲也氏(国立大学法人長岡技術科学大学 教授、特定非営利活動法人国際レスキューシステム研究機構 理事、プロクター)のご指導も賜りました。
その結果、公式テストサイト(NIST sUAV-STM検定施設)は、既存の12校に加え新たにDPA認定校2校(北日本スカイテック株式会社、株式会社CSON)がIRSより公式認定され、公式検定会場として追加整備される予定です。
また、公式アドミニストレタ—(試験官)は、既存の17名に加え新たに4名がIRSより公式認定されます。
北海道で初開催となりました本講習・試験の記事を今回の講習会場をご提供いただきました。
北日本スカイテック株式会社様および関連サイトにも掲載していただいております。
・北日本スカイテックHP
https://k-sky.co.jp/archives/933/
・スマート農業共同体公式サイト(SAc WEB)
https://hsac.jp/7908/
NIST sUAV-STMは、NIST(アメリカ国立標準技術研究所)で定められ、アメリカでは既に広く採用されているドローン操縦技術の定量的かつ公平公正な評価方法であり、アメリカでは半数以上の州での消防や警察などの公共機関でドローン活用の際に必要となる操縦者の技能評価基準となっています。
■NIST/ASTM sUAV-STMって何?
※NIST/ASTM sUAV-STMとは、アメリカの国立標準技術研究機関であるNIST (National Institute of Standardsand Technology)が提唱するロボット操縦技能の中の ドローン操縦者評価メニューです。
※ ASTMインターナショナル (ASTM International) は、世界最大・民間・非営利の国際標準化・規格設定機関で、工業規格のASTM規格を設定・発行している。
※ STMとはStandard Test Methodと言い、標準試験方法と訳されます。
■IRS/ NIST sUAV-STM認定事業
http://www.rescuesystem.org/nist-astm_certificate/
屋外講習風景①
屋外講習風景②
屋外講習風景③
NIST試験レーン
屋内講習風景①
屋内講習風景②
座学風景
講習修了メンバー