2023年6月19日(月)第39回ブロードバンド特別講演会「舞いあがる?ドローンビジネスの将来」が開催されました。この講演会では、DPA(一般社団法人ドローン操縦士協会)代表理事の吉野次郎がパネリストとして講演しました。
講演会は、講演会冒頭では、NPO法人ブロードバンド・アソシエーションの岩本敏男理事長から開会の挨拶があり、またドローン産業の現状についての話題も取り上げられました。航空工学者でありJUIDA(日本無人航空機産業振興協会)の理事長を務める鈴木真二氏による「空飛ぶクルマ実装への課題について」や、国土交通省航空局次長を務める新垣慶太氏による「ドローンの制度整備について」といった興味深いセッションで幕を開けました。
DPA代表理事の吉野は、2016年に設立されたDPAが、ドローン操縦士の技術発展と知識の普及を目指して活動していることを説明。具体的な活動としては、ドローン操縦士の技術認定ライセンスの発行や技術向上のための検収、ドローン事業発展のための講演会の開催などが挙げられます。
吉野は、ドローンの自動飛行が進む中でも、一定レベルの技能習得が重要であると述べ、また法整備や規制の複雑さにも触れ、その理解と普及が必要であると強調しました。さらに、AIの進化によって操縦訓練も変わってくるとし、車の教習所のようにAIによる教習が進むことを予想していると述べました。
その後のパネルディスカッションでは、ドローンビジネスの先駆者たちが登壇し、レベル4解禁によって注目を浴びるドローンビジネスに関する熱い議論が交わされました。
パネルディスカッションでは、以下の3つのテーマについて議論が展開されました。
このディスカッションにおいて、官民の有識者が一堂に会し、ドローンと空飛ぶクルマの現状や課題、法整備について深い議論が交わされました。参加者は、将来的なドローンビジネスの可能性や課題について熱心に意見を交換しました。ドローン産業の未来を展望する上で重要な場として有意義な時間となりました。
講演会の詳細についてはこちらからご確認ください。
第39回ブロードバンド特別講演会「舞いあがる?ドローンビジネスの将来」
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