超難関飛行、World Robot Summit(WRS)過酷環境F-REIチャレンジのプレ大会「標準性能評価ドローンチャレンジ」にDPA認定校から複数チームが参加し、見事入賞しました!倒壊家屋捜索想定訓練シナリオでは、DPA研究員が運営側メンバーとして公開デモンストレーション実施! | ドローン資格認定 | 一般社団法人ドローン操縦士協会(DPA)
DPAからのお知らせ
2024.10.30

超難関飛行、World Robot Summit(WRS)過酷環境F-REIチャレンジのプレ大会「標準性能評価ドローンチャレンジ」にDPA認定校から複数チームが参加し、見事入賞しました!
倒壊家屋捜索想定訓練シナリオでは、DPA研究員が運営側メンバーとして公開デモンストレーション実施!

2024年104日、5日に、福島ロボットテストフィールド(福島県南相馬市)において開催されたWorld Robot Summit(WRS)2025 過酷環境F-REIチャレンジ プレ大会(主催:福島国際研究教育機構(F-REI)、共催:経済産業省)の「標準性能評価ドローンチャレンジ」において、DPA認定校から操学舘ドローンスクール(那須管財)DWSドローンスクール新潟村上校(富士電子)NTPドローンアカデミー(NTPセブンス)3チームが参加し、操学舘ドローンスクールが見事優秀な成績を残しました。この大会には全国から強豪チームが集結し、過酷環境を想定した実践的な競技レーンが用意され、ドローン飛行技術を2日間に渡り競われ、熱戦が繰り広げられました。

来年10月のWRS本大会では、全世界から25チーム程度参加して、高難度の過酷環境ドローンチャレンジの開催を運営側では目論んでいるとのことです。


<競技ルール説明>

<高成績を残した操学舘ドローンスクールチーム>

<チャレンジ競技会場全体風景>


<チャレンジ競技参加者と運営担当の皆さん> 


また、DPAからは田中栄次研究員が、運営側の競技検討委員メンバーとして参画しており、倒壊家屋捜索想定訓練シナリオの公開デモンストレーションで、災害現場さながら指揮官役としてドローンパイロットへ飛行指示をされていました。

 

<運営関連メンバー>右から、吉野DPA代表理事、秋山デモパイロット、木村3競技副委員長・長岡技術科学大学教授・IRS理事、田中DPA研究員・競技検討委員、富田説明員・元東京消防庁、下里DPAエグゼクティブプロデューサー

このチャレンジは、災害現場やプラントなどの過酷環境(シナリオ)を想定し、目視外、狭隘、暗所、横風、粉塵、倒壊家屋などの障害を設けた3レーンで、運動性能、探査性能、地図生成能力、自律性能の4つの評価基準でスピードと正確性を求める競技です。各チームは、動的に変化するフィールドで30分の制限時間内にドローンを操作し、性能を発揮することが求められました。また、正確性を測る採点基準には、DPAIRSNPO国際レスキューシステム研究機構)と共に啓蒙、普及活動をしている「NIST sUAV-STM(標準性能試験法)」が応用されています。

競技は次の4つのフィールドで行われ、各性能を評価するタスクが実施されました。

<目視外、狭隘、暗所>

<横風ハザード>

<倒壊家屋シナリオセット>

 

評価内容は、以下のポイントとなります。

 

【倒壊家屋捜索想定訓練シナリオの公開デモンストレーション】

<ネット実況中継ライブ映像>

<デモ飛行風景>左から、田中DPA研究員・競技検討委員、秋山デモパイロット

このWRS2025過酷環境F-REIチャレンジは、ドローン技術のさらなる実用化を促進し、将来の災害現場での安全かつ効果的なドローン活用に大きな期待を抱かせるものとなると考えられています。

2025年10月過酷環境F-REIチャレンジFUKUSHIMAについてはこちらをご覧ください。

https://wrs.f-rei.go.jp/pre2024/
https://wrs.f-rei.go.jp/challenge2025/sdrdh.html

専門家の解説による実況動画はこちらからご覧ください。

https://youtu.be/ZKXlkbIPnFE  (1日目)
https://youtu.be/ZeHUZJJZSQI   (2日目)

World Robot Summit(WRS)についてはこちらをご覧ください。

https://worldrobotsummit.org/

また、こちらのプレ大会につきましては DRONE.jp にもご紹介いただいておりますので、ぜひご覧ください。

https://www.drone.jp/news/20241113135230102027.html