DPA認定校南北2校(ドローンスクール明光社、ドローンスクール仙台)による「ドローンによる苗木搬送実用化検証」を実施! | ドローン資格認定 | 一般社団法人ドローン操縦士協会(DPA)
DPAスクールのトピックス
2020.03.18

DPA認定校南北2校(ドローンスクール明光社、ドローンスクール仙台)による「ドローンによる苗木搬送実用化検証」を実施!

DPA認定校として九州宮崎県で活躍する株式会社明光社様(ドローンスクール明光社)と東北宮城で活躍する株式会社DroneWorkSystem(ドローンスクール仙台)が協力の上、2020年34日に宮崎市にて、

〇ドローンによる苗木搬送実用化検証

を実施しました。DPAとしましては認定校の活動、お互い協力体制の構築を今後も支援させていただき、ドローン社会の健全発展に寄与する所存です。

 

当日の概要は以下になります。

 

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3月4日 宮崎市好隣梅地区の宮崎市有林に於いて、宮崎県中部地区循環型林業推進協議会様主催の低コスト造林技術研修<ドローン活用による苗木運搬の普及>に、株式会社明光社(ドローンスクール明光社)が、株式会社DroneWorkSystem(ドローンスクール仙台)製農林業向け多用途ドローン「AGRIWORKSシリーズAGR16」を使用して主幹開催しました。

 

多くの宮崎県林業関係者様が見守る中、杉コンテナ苗200本を植林予定地の一次運搬場所まで、高低差約150M、直線距離約300Mの行程を運搬いたしました。その後、一次運搬場所から実際に植林を行う各ポイントまで分配運搬を実施しました。

今回の研修では、ドローンによる行程と同行程を、人力による運搬作業も実施しその時間差が検証され、ドローンによる効率化が確認されました。研修での飛行コースは2山を越えての運搬となる為、2オペレータによる中間切り替え操縦での目視内飛行を確保する対応が必要となり、研修本番までに弊社と明光社様にて2回の事前検証を実施し、様々な改善を重ねたうえで本番を迎えました。研修本番でも特殊環境下での課題が露見する場面がありましたが、本課題を克服してドローン活用による社会実装の一部に貢献するための1ステップとして大変貴重な研修会となりました。